若菜雄、瑞牆山”パッセンジャー 5.13b/c R/X”を第2登
【2019年4月8日追記】
2019年4月7日、若菜雄が瑞牆山の”パッセンジャー 5.13b/c R/X”のレッドポイントに成功した。
“パッセンジャー 5.13b/c R/X”は、2010年の室井登喜男氏による初登(核心部タイオフによるプリプロテクションのピンクポイント)から6年間、レッドポイント成功者が現れなかった。今回の成功は、2016年のJames Pearsonによるレッドポイント初登に次ぐレッドポイント第2登となる。
“R/X”表記から窺えるように、プロテクションは非常に限られたものとなる同ルート。核心までをほとんどボールナッツと極小カムでやり過ごすことになる。
(実際に核心部に使用したボールナッツ)
写真提供:若菜雄
2018年よりトライを開始し、同年リード中にプロテクションのスリングが破断し大フォールを経験するも、骨折から復帰して間もない2月頃にはリハーサルに通っていた。
トライ再開9日目にしてついに”パッセンジャー 5.13b/c R/X”のレッドポイントに成功した同氏は、直近でも瑞牆山の”ハードノック・ライフ 5.13a/b R”の第3登、”ドグマ 5.12a R/X”の第3登といった、ハード&ボールドトラッドルートに拘った成果を持つ。
岩場での活躍に今後も注目である。
レッドポイントまでの記録はコチラから
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